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※いきなりですが、画像はまた後日アップしていきます・・・
ドーモ!ぬま畑です!
8/31・・・8月最後に行ってきましたよ。東京おもちゃショーへ!
かなり人が多く、大盛り上がりをしていた反面、初めて行ったのですが、かなり萎えたこと、2,000円という価格が見合ってないこと、情報として全体的小ぶり等々ネガティブ要素が多く、東京おもちゃショーは自分には合わなかったです・・・

勿論、お子さん連れのイベントであり、子どもが楽しめたらそれで良いのは当然です!だがしかし、それを購入する大多数は子どもではなく”大人”なのもまた事実。
その事実がある以上、大人も楽しめる内容にしなければならない(と思ってるのですが)、バランス取りは重要なのではないのかな?って個人的に思い・・・とまぁ楽しめなかった最大の理由がありまして、それが各ブースの「撮影禁止エリア」の運用がこの記事でお伝えしたいことです。
とにかく分かりにくく、注意を受けた時点で一気にテンションが落ちてしまったので、その後の展示を見るということ全てに萎えました。
というわけで、それらを深堀りしていくので宜しければ続きを見ていっていただけるとありがたいです!
先に注意点:これは個人の体験レビューです。
本記事は筆者の来場当日の体験と主観に基づく個人レビューです。主催者や出展企業の公式見解を示すものではないことを最初に明記しておきますので、その点はご了承ください。(わかっていることでしょうけど念の為)
また、特定の企業の名前を出していますが、攻撃するものではなく、むしろ全うな対応であり、「郷に入っては郷に従え」はごもっともではあるというのは重々承知してますが、個人的な見解もあるのであえて名前を出させてもらいます。
撮影禁止エリアの分かりにくさが体験を削った。
さて、会場内には「撮影可」と「撮影不可」が混在していまして、その線引きが来場者目線では本当にわかりにくく、むしろ自分には伝わりにくかったですね。
撮影禁止の札や掲示はあるものの、エリアや展示ごとに運用が異なる印象で、初見では判断が難しかったですね・・・
僕の場合は、株式会社リーメントの展示やSEGAの一部エリアでスタッフの方から「ここは撮影をご遠慮ください」と声掛けを受けたのでスマホをさっと仕舞いました。
勿論、意図的に禁止エリアを撮ろうとしたわけではなく、分かりにくさの中でうっかりスマホのカメラを向けてしまったのが実情です。
ただ、撮影禁止自体は仕方ないのですが、一度注意を受けると、その後は「ここは大丈夫なのか?」と常に不安がよぎってしまい、気を張って純粋に展示を楽しむモードからカメラを向けられない防衛的なモードに切り替わってしまいそこからは終始ストレスでした。
そこから最後までですよ?「ここは撮影良いのかな?」、「ここは駄目なのかな?」こんなのをずっと考えながら展示って楽しめますかね?ここを見てくれている方、どうでしょうか?
SNSで体験を記録し共有するのが当たり前の今の時代、一般日に出す展示は基本「撮影可」を原則にして、やむを得ず「不可」の場合は理由と範囲をもっと明確に示してほしいと強く感じました。
なんならスタッフも気をつけなければならないしそういう人を発見して声掛けするのはストレスになると思いますし、お互いに良いものではないですよね?
実情は知らないです。ただ、未解禁情報や版元の権利に関わる事情があるのであれば、一般公開ではなく、クローズド運用に徹した方が双方にとって健全だと思ったのが率直な感想ですね。
なんなら置かなくて良い!・・・っていうくらいまで思いました。
ユーザーに撮影禁止を強いておきながら、ワクワクだけを届けるっていうのは無理じゃないですかね?本当にモヤッとした展示だなって感じました。
その反面、「撮影ドンドンしちゃってください!SNS大歓迎です!」と快く撮影OKをしてくれたブースは本当に最高でしたね!
とにかく、ユーザーに強いることをしてくるブースは本当に嫌いだな—って思います。
展示は小ぶりで、人の多さに対して満足度が伸びない。
全体的な印象として情報が「小ぶり」でしたね。バンダイやSEGA、タカラトミーという大看板があるにも関わらず、こじんまりとした情報(展示)で人の多さだけが際立って、ぶっちゃけこんな展示意味あるんか?くらいまで感じたのが本音です。
それと、気になったのが一つ。一部の小さなブースではスタッフが複数名いるのに、置かれた展示物が崩れたままの状態が見えた場面もありまして、しばらくして戻っても壊れたまま・・・こんな小さなところにスタッフ4人もいるのにどういうこと・・・?ってなったのは内緒。
兎にも角にも人は多いが、展示量と導線設計がそれに見合っていないため、回遊しても「見た」実感が積み上がりにくいと感じました。
結果として、それに相まって価格2,000円という当日チケットの費用対効果は自分にとっては低いと感じました。得られるものは少ないのかな?なんて思ったり・・・
スタッフ対応は良し悪しが混在していた。
丁寧で親切に説明してくれるスタッフの方々がいたことは確かで、そこは大いに感謝しています!凄く良いブースだなって感じました、展示というか作品を愛してるなぁと。
ただ・・・一方で、終盤にかけて明らかに疲れが出ている様子の方や、そっけない対応に見える場面もあり、温度差が気になった印象ですね。
現場オペレーションの大変さは理解はしているつもりです。やる気のあるスタッフと無いスタッフの温度差はどうにかならないのかなって思ったので、そこはこれだけ大きい規模なので仕方ない反面、やるせない気持ちになったのも事実です。
来場者としては場全体の空気に影響を受け、楽しいよりも疲労感が勝ってしまいましたね。残念ながら。
「刺さる出展」は少なかったが、これは完全に個人の嗜好による。
僕が特に好きなジャンルの出品は全く無かったわけではないですが、相対的にかなり少なかった印象でした。
結論として、ワクワクの総量が伸びず、SNSや公式発表のチェックで十分だという結論に至りましたね。これは完全に個人の嗜好の問題であるので、家族連れの方やそのジャンルが好きな方には全く違う体験になる可能性が高いのでこれは一個人の嗜好なところはご了承を!
良かった点も確かにあった。
上記では結構な感じで撮影禁止エリアや展示(情報)が小ぶりなことについてだ—っと書き殴りましたけど、撮影禁止外での写真撮影は気兼ねなくでき、後から振り返る良い材料になったのは良かったですね!展示は小ぶりとはいえ、良い出会いもありましたし、満足ではないですがSNSや動画等でみたり聞いたりするのと、体験するのとはやっぱ違うなってのは思いました!
造形やギミックの作り込みが光る展示もあり、製品そのもののポテンシャルは感じられたのは◎。丁寧なスタッフの説明で理解が深まった場面もいくつかありましたし全部が駄目というわけではなかったです。
東京おもちゃショーの建設的な改善提案
さて、言うだけ言って終わるのも癪なので、以下は一来場者としての提案を書いていこうと思います。
これだけやってくれれば体験として一段階どころか数段上の体験となり、もっと来場者は増えるのではないかなって思ってますので、東京おもちゃショースタッフの方、参考にしてくださいね!(って見てないでしょうけど笑)
・・・なお、強くお伝えしたいのは、完全に個人の希望であることを前置きして列挙いたしますのでご了承を。
一つ目は、撮影ルールの原則と例外を入口と各エリアに大きく掲示すること
「原則撮影は可、例外は以下の三つ…」などの形で明文化し、理由も短文で併記してほしいし、何なら撮影不可のものは展示なんてしてほしくない!
もしくはそういう仕組を用意してほしいです。例えば並んだら見れるとか暗幕で隠す等の工夫は最低限できるはず。
なんなら実際の商品は異なる場合がございますとその商品のしたの説明とかに書くとか・・・そういう努力もしないまま撮影禁止と言われるのもどうかって話ですよ。
二つ目は、会場マップに「撮影可」をハイライトすること
スマホで見られるマップや、配布していたフロアマップに色でもいいので撮影可🟩・撮影不可🟥みたいに撮影可否をオーバーレイすれば迷いが激減すると思いましたね。
三つ目は、撮影不可の展示はクローズド運用に振り切ること
一般公開日に出すなら撮影可を基本にし、不可の展示は別枠にするほうが分かりやすいと思いましたが、もちろんブースの広さ等で変わってくるのでその辺りの舵取りと言いますか展示の仕方に工夫は必要なのではないかと。
四つ目は、展示メンテナンスの頻度を上げること
触れて遊べる体験物は崩れやすいので、一定間隔で必ず整える運用を回してほしいですね。それだけでもかなり変わると思いますが、ただボーッと立ってるだけではなく、ただ座ってるだけではなく、きれいに整頓する、常に掃除しておくなどを心がけるのは必要なのではないでしょうか?
愚痴っぽくなってしまいますが、ブースの前(と言っても数メートル先)にゴミ?が落ちてて、そのままボーッと立ってるスタッフがいたりして結構不快に感じましたね。自分の管轄じゃないし的な感じで・・・あまり良くないなぁと。
そういうのも含めて清掃がてら展示物を直したりブース周りのゴミや落とし物を拾ったりするのはするべきだと思います。
五つ目は、キダルト向けの写真映えエリアを明確に分けることだ。
一部のブースでは写真映えエリアをしっかり設けてるところもありましたが、大人来場者が快適に撮って楽しめるスペースがあるだけでも満足度はかなり上がると思いますね。
価格についての正直な感想。
個人的な体験では、当日価格2,000円は割高に感じました。展示密度や導線、撮影ルールの分かりやすさが改善されれば、同じ価格でも受け止め方は変わると思いますね。
まとめ:今年だけで十分という結論
今回は自分の嗜好とイベントの設計が噛み合わなかったです。
とりあえず来年は参加を見送って、SNSや公式情報を追う方が満足度は高いと判断しました。
ただ、お子さんいる方は本当に子どもたちがはしゃいで、楽しんで、目がキラキラしていて、純粋に楽しんでいるのは凄く良いなって思いましたね!親御さんは関東にこういう展示会と言いますか、大規模な玩具ショーがあることを感謝するべきなのではないでしょうかね?
秋葉原でも小さい展示がいくつかありますが、ここまでの規模はそうないので、ぜひともお子さんを連れて親子で楽しむと言うのも乙なものだと思います・・・まぁ良い締め方をしておきながらボロクソに書きましたけどね笑
なお、最後にも言っておきますが、結論としてはあくまで一来場者の体験に基づくものであり、他の方には全く異なる価値があるはずですってことが言いたかっただけなので鵜呑みにせず、自身の目で耳で情報を集め、2026年の東京おもちゃショーは良いのか悪いのか、判断してもらえればと思います。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!